後備憲兵論壇、中国語を主とし、日本語もOK
 

刑事鑑定センター

         最初は1979年に憲兵司令部が犯罪捜査のために鑑識特捜部を設立したが、正式の組織として認められたのは1987年から 「刑事鑑識センター」になったものである。今まで憲兵隊および軍司法検察機構に科学捜査の支援を提供している。その下に3つの下級単位を有している。


  • 1.「物理鑑識班」:貨幣/有価証券/書類の真否や指紋/筆跡の鑑定、うそ発見器による取り調べなど。

  • 2.「化学鑑識班」:毒物の分析、尿中麻薬成分検査、爆発物の成分分析、硫化水素や水中重金属濃度などの測定。

  • 3.「現場鑑識班」:刑事事件の現場記録、血痕/指紋/足跡採取など。

台湾主要刑事鑑定組織          「刑事鑑識センター」は軍のなかに唯一、国内三大犯罪鑑識組織のひとつ(他は法務部の調査局と刑事警察局)でもあり、 憲兵隊や軍司法関係者に以上の業務を提供する以外に、教育・訓練・実習の提携とも役に立っている。

         また、憲兵学校には「刑事実験教学組(刑事実習教育課)」が設けられ、学内の実習教育以外に、司法部門の鑑識依頼(主は書類鑑識)も受付られている。 警察大学や刑事警察局との交流も頻繁に行なわれている。
犯罪鑑識犯罪鑑識

                           Best viewed with 1024*768 Copyright © 2006 Military Police reservist,Taiwan . All rights reserved.                                             管理人へのメール送信 - 後備憲兵論壇
当HPは画面解像度1240 X 768での観覧を推奨します。また、著作権はその管理者に帰属し、国際条約による保護を受けています。
リンクや転載につきましては、ご連絡を頂きたくお願いいたします。