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空警憲兵

(空軍警備憲兵隊)




         台湾の憲兵隊は戦闘部隊の役割以外に、警備勤務も国防部が指示された主な任務のひとつであり、特に重要な軍事施設は歩哨や警戒監視所の設置、パトロールなどの警備体制で行なわれている。


         本来空軍の飛行場やレーダー基地などは空軍独自の「空軍警衛旅団」がその警備を担当していたが、911同時多発テロ事件の影響や政府の軍縮案による警備体制の再検討を背景に、空軍重要施設の防衛は軍事作戦以外にテロ防犯の視野も取り入れられ、治安維持を任務のひとつとされる憲兵隊の導入がもっとも効率であると考えられた。


         2006年から全国10個空軍警備大隊が本来の勤務、本来の基地のままで憲兵大隊に改編され、憲兵司令部の管理下に置くことになる。 部隊番号としては憲兵第350~359大隊が付与され【備考】、同時に管区憲兵隊の講習を受け、司法警察の資格が交付された。


         「空軍警衛憲兵隊」が管区の地区憲兵隊と連携し、テロ防犯情報の統合運用により、空軍飛行場やレーダー基地の安全を一層高まることを目指している。


         初代の幹部と兵士は本来空軍人員をそのまま採用するが、2年かけて全員を本格的の憲兵出身者に入れ替わると、憲兵司令部が記者会見で説明した。

【備考】「空軍警備隊→憲兵大隊」部隊番号変更一覧
変更前空警第4大隊空警第5大隊空警第6大隊空警第2大隊空警第1大隊空警第8大隊空警第7大隊空警第3大隊 空警第11大隊空警第10大隊
変更後憲兵第350大隊憲兵第351大隊憲兵第352大隊憲兵第353大隊憲兵第354大隊憲兵第355大隊憲兵第356大隊 憲兵第357大隊憲兵第358大隊憲兵第359大隊

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